着物地ファブリックアート|002
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※送料が別途¥1,000かかります。
こちらはaricaを運営する小泉優奈の感性でつくった作品。作品ごとに私が感じた「好き」を言語化したテキストも掲載しています。
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アートを自分でつくるワークショップも開催中。
ことばにするのが難しい「好き」という感覚に向き合い、言語化/可視化することで、自分の感性やセンスを信じられるようになるための特別な体験です。
●着物地ファブリックアートワークショップ
https://shuju.jp/arica/service/workshop
いま好きな " ピンク " はこんな感じ。

私はここ数年、ピンクが苦手だったんですよね。
なぜかというと、
20代で必死に婚活していた頃に
義務のように選んでいた色だから。
今思えばそれも、
あまりに短絡的な思い込みだったのだけど、
髪型も服装も、そして選ぶ色さえも、
「婚活の成功率を上げるため」
が理由になっていて、
「好き」という感性を殺して選んでいたのです。
そんな時期を思い出すと、
なんとなく気が重いというか、
ピンク色のものに手がのびなかった。
でもそんな時期も乗り越えて、
改めてピンクという色を見てみると、
当たり前だけど色々な色合いがあって。
いま改めてピンクと向き合ったら、
どんな重なりになるかなと思ってつくった作品。
鳥や花柄の銘仙という紬の織物の生地は、
はっきりとビビットな色合いだけど
大人の色気もあるような色合い。
3種類の絞り染めはそれぞれ
染めのグラデーションが複雑だったり
柔らかさもありながら決して弱くない、
密度や奥行き、豊かさがある。
そしてそれをシルバーのフレームや、
対比的に鮮やかなスカイブルーのカラーマットで
まとめると全部ピンクの生地なのに
すごくかろやかで全然媚びてない、
スカッとするアートになった。
なんだ、ピンクも悪くない。
むしろ好きかもしれないな。

「好き」を言語化してみる。
同じひとつの作品を見ても、
感じ方は人それぞれ。
あなたが感じた「好き」の中に
あなたの本音や魅力が隠れています。
「なんかいいな」
と少しでも感じたら、
それをことばにしてみる。
それだけでも、
誰かが決めたものの良し悪しではなく、
あなたの本音が感じている本当の
" 好きの在処 " が見えてきます。
あなたはこの作品に、
何を感じましたか?
着物地ファブリックアート|002
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